ヨーグルトやチーズに含まれる乳酸菌は、いわずとしれた健康の味方。
意識的に乳酸菌を摂っている方も多いと思います。
しかし、乳酸菌といっても色々な種類がありますし、そもそも一体どれだけ摂れば健康に良いのでしょうか?
・乳酸菌の摂取量の目安
乳酸菌は栄養素ではないので、「一日にこれだけ必要」という決まりはありませんが、ヨーグルトでいうと一日に1個か2個程度、確実な効果を得るなら200g程度のヨーグルトが必要になります。
ただし年齢や体質、体調によって微妙に体の状態も変わってくるため、乳酸菌を決まった量だけ摂取しても、思った通りの効果が表れない可能性があります。
一度に大量に摂取してもすぐに効果が出るわけではないので、即効性はないものと考えてください。
効き目が出にくくてもしっかり成果を出したいならば、少し多めに摂取しても問題はありません。
お腹がゆるくなりやすい方や、ヨーグルトに含まれる糖分が気になる方は摂取を控え、かわりに質の良い乳酸菌が含まれているもの、たとえば乳酸菌を配合したサプリメントを摂取すると良いでしょう。
・上手な乳酸菌の摂り方
乳酸菌は体に取り込んでずっと胃腸内に住んでいるわけではありません。
オリゴ糖などのエサがあれば自動的に増えていきますが、同時に死んでもいきます。
そのため、乳酸菌の効果を本当に得るには、毎日継続して摂取し続けることがポイントになります。
3日で飽きてしまう方や、発酵食品があまり好きではない方は、サプリメントなどの健康食品を使って補う方法がおすすめです。
乳酸菌の必要摂取量は人によってそれぞれ異なり、たくさん摂取したからといってすぐに効くというわけでもありません。
大切なことは、せっかく摂った乳酸菌はいずれ死んでしまうということ。
つまり、毎日欠かさずに発酵食品から摂らなければ効果を実感することができないのです。
食べ物が難しい場合は乳酸菌サプリメントなどを利用して、定期的に乳酸菌を送り込んであげましょう。